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- はじまり -


2017年10月、ある雨の日。

庄原のカフェにて。


いつものように、あんな話やこんな話をしながら、「私たちに足りないのは、こんなふうにゆっくりと、ふだん人とは敢えて話さないようなことについて、思索する時間だよね。それが足りないから、日々表面的な判断をしてしまう」

…そこから、ふだんは人と共有する機会が少ない「ひとつのテーマ」について、みんなでゆっくり話してみよう!という試み、「しょうばら哲学カフェ」が始まりました。



- 今、なぜ「哲学」なのか? -


「哲学」とは、人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。経験からつくりあげた人生観…という意味で使われることもあります。

「哲学」の語源であるギリシア語の「philosophia」は「愛智」という意味で、哲学は「智」を愛する学問のことです。「智」は「知」よりも“正しさを求める”というニュアンスがあります。

つまり、「知」は主に情報、「智」はさらに価値判断が、意味合いとして含まれるということです。


「哲学」と聞くと「古くさい」「よくわからない」「難しい話」という印象かも知れません。

けれど実は「哲学」の対象になるものは、私たちの生活の中に、ごく普通に存在しています。

周りにはモノや情報が溢れており、多様な意見を聞くことも多く、いろいろな選択があるはずなのに、この世界は、私は、一体どこに向かっているのだろう…と感じることがありませんか?


  なぜ、私はそれを選ぶのだろう?

  なぜ、私はそれを選ばないのだろう?

  私が選ぶ基準は何なのだろう?


ひとりで考えるのは難しいかも知れないけど、カフェの気楽な雰囲気の中で、一緒に深めてみませんか?



 - しょうばら哲学カフェの約束 -


  発言は、してもしなくても構いません。

  途中での入退出も自由です。

  発言は、考えを深めていくために行う「対話」です。一方的に聴衆に向かって話す「講演」でも、相手を打ち負かす「ディベート」でもありません。

  発言は、できるだけ簡潔に。

  誰かが話しているときは、批判やジャッジをするのではなく、内容をしっかり受け止めましょう。

  毎回、最初に「問題提起」をします。その内容を受けて、みんなで「対話」をしていきます。

  参加費はありません。お茶代のみ、各自でお支払いください。



- ご参加について -

お申し込みは不要です。
ご都合が合えば、お気軽にどうぞ。


- 主宰者 -

上西みどり(庄原市西城町)
檀上理恵 (庄原市高野町)



    \気楽に哲学/で語り合いましょう~。