第32回 「合理的無知」について考える(12月17日(木)18時~開催)
公共の分野について正しい判断をするには、政治や経済について多くの知識が必要です。
例えば、有権者として意思表示するために「正確な」知識を得ようとしたら、いくら時間があっても足りないでしょう。
有権者の多くは、仕事や育児等、多忙な生活があります。「自分の一票などほとんど意味がない」と考えることを放棄し、自分の趣味や家族のことに時間を使う方が「合理的」と考える人がいても、不思議ではないかも知れません。
このように、あえて公共の制度やその背景には関心を払わず、「無知」なままでいるという、「主体的な姿勢」のことを、「合理的無知」と呼びます。
このような説明に、私たちの多くは経験上、「納得」するのではないでしょうか。
確かに私たちの周りには、「合理的無知」という言葉で説明できそうな状況が、たくさんあります。
しかし、「合理的無知」は、私たちをどこに向かわせるでしょうか?
今回の哲学カフェでは、「合理的無知」をキーワードに、理解を深めていきたいと思いまます。
しょうばら哲学カフェでは、毎回テーマを設定し「カフェ」の気楽な雰囲気の中で皆で「哲学」しています。一人では考えるのが難しいテーマも、皆で話すことでだんだん深まっていきます。
「しょうばら哲学カフェ」をきっかけに、あなたも生き方・暮らし方を深めてみませんか?
日時:令和2年12月17日(木曜日)18時~20時
場所:レストラン 来里 庄原市川北町491-2
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