第27回「エビデンス(科学的根拠)」って?(6月27日開催)
いつの頃からか、しきりと「エビデンス」という言葉が聞かれるようになってきました。
英語の「evidence」という名詞には、[真偽を明らかにする]証拠、証言…などという意味がありますが、日本で使われている「エビデンス」は、実はこの語に由来する「外来の日本語」なのだそうです。
主に、医学・保健医療の分野で使われることが多く、一般的には「科学的根拠」という意味合いで使われることが多いようです。
日本で「エビデンス(科学的根拠)」が言われるようになったのは、それほど昔のことではありません。増してや、「エビデンス」という言葉は、歴史のない「外来の日本語」。
私たちは、この言葉を、本当に理解して使っていると言えるでしょうか?
折しも世界を席巻している「新型コロナウィルス」。このウィルスが登場してからほんの2~3か月で、「新生活様式」なる言葉さえ生まれています。
コロナ登場前は、しきりと言われていた「エビデンス」という言葉…最近、聞こえてこないと思いませんか?
今回の哲学カフェでは、「エビデンス(科学的根拠)」という言葉をキーワードに、いま社会全般に起こっている現象について、掘り下げてみたいと思います。
しょうばら哲学カフェでは、毎回テーマを設定し「カフェ」の気楽な雰囲気の中で皆で「哲学」しています。一人では考えるのが難しいテーマも、皆で話すことでだんだん深まっていきます。
「しょうばら哲学カフェ」をきっかけに、あなたも生き方・暮らし方を深めてみませんか?
日時:令和2年6月27日(土)14時~16時
場所:ホームスプリング
広島県 庄原市西本町3−9−1
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